抜歯矯正・非抜歯矯正の
比較

歯を抜くことありきで
考えてはいけません
一般的に矯正治療では抜歯ありきで考えられることがありますが、抜歯・非抜歯はきちんと診査・診断をもとに決定されなければなりません。非抜歯治療といっても無理やり非抜歯で治療するわけではありません。
きちんと診査・診断をした結果、当院では開業以来一度も小臼歯抜歯が必要な症例はありませんでした。
※非抜歯とは多くは小臼歯抜歯をしない事を意味します。親知らずは抜歯する事もあります。
非抜歯矯正が
健康に与える影響
非抜歯で矯正を行うことができれば、抜歯した場合に比べて咬合する歯の面積が多くなりますから、当然「咀嚼能率(ものを噛み砕く能力)」も高くなります。また、よく噛むことによって唾液の分泌量が増え、虫歯予防にも繋がりますし、満腹中枢が刺激されることによるダイエット効果や、脳の活性化による認知症予防も期待できます。
年齢を重ねても自分の歯でしっかり噛んで食事ができる生活は、私たちの健康寿命に大きな影響を及ぼすため、歯科医師は矯正治療に限らず、虫歯や歯周病治療においても、なるべく歯を抜かないように尽力する必要があるのです。
当院における
非抜歯矯正の考え方

矯正治療で歯を抜くのは当たり前ではありません。
精密な診査をすることによって、非抜歯治療の診断結果となることが多いのです。