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歯を見せていただきながら、患者さんの歯並びや咬み合わせで気になっていることやご希望を伺い、治療法についてご相談します。WEB初診予約、またはお電話でご予約をお願い致します。
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KaVo社のCT「3D eXam」で骨格や顎関節、歯の状態を診査するためのX線写真、虫歯の原因菌を調べるカリエスリスク検査の他、歯の検査、筋肉の触診などをします。また、顎関節の動きをCADIAX(コンピューターアキシオグラフ)という顎機能解析システムで検査します。
虫歯は感染症です。生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、虫歯の病原菌(ミュータンス菌)はいないことが確認されています。ミュータンス菌の量が多いお母さんとお子さんが同じスプーンを使ったり、口移しで食事をしたりすると、ミュータンス菌に感染しやすくなります。 母子ともにカリエスリスク検査(唾液検査)を行い、その結果に基づいて対処しましょう。ミュータンス菌が多い場合には、除菌することも可能です。
当院では、必ずカリエスリスク検査を行います。矯正装置を付けると歯磨きがしにくくなり、虫歯菌が多い場合、虫歯になるリスクがさらに高くなるためです。
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咬み合わせの治療を開始する前に、顎の位置のずれ(顎関節のずれ)の程度を検査します。ずれた位置のままでは、機能的な咬み合わせを作ることができません。
この検査により、顎関節に負担をかけない位置での咬み合わせを知ることができます。
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検査結果に基づいて、患者様のご希望をお聞きしながら最適な治療方法、治療期間や費用、治療中の注意事項やリスクについてご説明します。
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歯のクリーニング後、いよいよ矯正装置の装着です。矯正治療中の歯磨きの練習や虫歯予防処置についてのお話をします。 装置が入っている間は、通常3週間毎の来院が必要です。また、歯に汚れが付き易いので、定期的に歯のクリーニング(PMTC)を行いながら咬み合わせを治していきます。
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外見的には歯並びはきれいになりました。でも、機能的には、どうでしょうか?上手に咬めるでしょうか? 顎関節の動きを顎機能解析システムにより機能的な改善をチェックした上で、装置をはずします。その後は、歯並びを固定するためのリテーナーという取り外し可能な装置を使用します。
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矯正治療で歯はきれいに並びました。しかし、歯の形があまりよくない場合には、(不良補綴物や、咬耗など)咬み合わせが安定しないことがあります。顎機能検査のデータに基づいた歯の治療が必要な場合には、その結果と共に治療方法をご相談します。
また、ご要望に応じてホワイトニングやスーパーエナメルを行います。
スーパーエナメルは、歯を削らずに薄いべニアを張り付けることで歯を白く見せ、見た目を整える治療法です。咬み合わせが悪い、歯並びがガタガタという場合は、矯正治療後にスーパーエナメルを貼ることもあります。詳しくはスーパーエナメルの記事をご覧ください。
※スーパーエナメルは当院で矯正治療を行った方のみとなります。スーパーエナメルのみの治療は行っておりませんので、ご了承ください。
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機能的な咬み合わせときれいな歯を保ち続けるために、咬み合わせや虫歯、歯の汚れ、歯肉の状態などのチェックを定期的にしていきます。
Q
基本的に抜歯はしません。ただし、親知らずは抜歯することがあります。
Q
特に年齢制限はありません。
Q
10ヶ月~1年半かかります。
Q
矯正治療によって咬み合わせが良くなると、頭痛や肩こりなどの症状が軽くなることが多いです。
Q
矯正装置を付けて、2~3日は痛みがありますが、数日で慣れます。
Q
当院ではすぐに応急処置が可能です。最終的には矯正治療後に治すことが多いです。
Q
はい。そこでブラッシング指導やクリーニング(PMTC)をしっかりと行います。
Q
ガムやお餅などの粘着性の強いものは避けていただいています。
Q
セラミック製などの歯の色に近い、目立たない装置があります。
Q
もちろん可能です。多くの妊婦さんが矯正治療を受けています。
Q
「オープンバイト」という状態ですね。矯正治療と舌の動かし方の訓練を併用して治せます。
Q
2~4週間に1回の通院で大丈夫です。
Q
はい。成長誘導のための矯正治療をすることがあります。
Q
はい。矯正治療をすることで前歯が引っこみ、口が閉じられるようになります。