矯正治療の流れ
当院の矯正治療の流れ
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Step01ご相談
歯を見せていただきながら、患者さんの歯並びや咬み合わせで気になっていることやご希望を伺い、治療法についてご相談します。WEB初診予約、またはお電話でご予約をお願い致します。
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Step02口腔内全体の検査
歯科用CT、X線写真撮影、歯型の採得、歯列や顔貌撮影、歯の検査、筋肉の触診などをします。
カリエスリスク検査
虫歯は感染症です。生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、虫歯の病原菌(ミュータンス菌)はいないことが確認されています。ミュータンス菌の量が多いお母さんとお子さんが同じスプーンを使ったり、口移しで食事をしたりすると、ミュータンス菌に感染しやすくなります。 ミュータンス菌が多い場合には、除菌することも可能です。
カリエスリスク検査は必要です。矯正装置を付けると歯磨きがしにくくなり、虫歯菌が多い場合、虫歯になるリスクがさらに高くなるためです。
関連記事:カリエスリスク検査顎機能検査(CADIAX)
咬み合わせの治療を開始する前に、顎の位置のずれ(顎関節のずれ)の程度を検査します。ずれた位置のままでは、機能的な咬み合わせを作ることができません。
顎の動きを確認することにより、顎関節のずれや機能障害などを知ることができます。 -
Step03診断
検査結果に基づいて、患者様のご希望をお聞きしながら最適な治療方法、治療期間や費用、治療中の注意事項やリスクについてご説明します。
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Step04矯正装置の装着
歯のクリーニング後、いよいよ矯正装置の装着です。矯正治療中の歯磨きの練習や虫歯予防処置についてのお話をします。 装置が入っている間は、通常2~3週間毎の来院が必要です。また、歯に汚れが付き易いので、定期的に歯のクリーニング(PMTC)を行いながら咬み合わせを治していきます。
PMTC -
Step05矯正装置の撤去
外見的には歯並びはきれいになりました。でも、機能的には、どうでしょうか?上手に咬めるでしょうか? 顎関節の動きを顎機能解析システムにより機能的な改善をチェックした上で、装置をはずします。その後は、歯並びを固定するためのリテーナーという取り外し可能な装置を使用します。
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Step06咬合診断
顎機能検査(CADIAX)のデータに基づき、歯型の(歯の咬む面)が機能的な咬み合わせに適しているか否かの確認をします。
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Step07リテーナーチェック
定期的にリテーナーのチェックを行います。
リテーナーの使用状態や、リテーナーの破損をチェックします。 -
Step08歯の調整
矯正治療で歯はきれいに並びました。しかし、歯の形があまりよくない場合には、(不良補綴物や、咬耗など)咬み合わせが安定しないことがあります。顎機能検査のデータに基づいた歯の治療が必要な場合には、その結果と共に治療方法をご相談します。
矯正治療が終わったら
また、ご希望に応じてホワイトニングを行います。
歯型を整える治療はリテーナーの装着中に行います。 -
Step09メインテナンス
機能的な咬み合わせときれいな歯を保ち続けるために、咬み合わせや虫歯、歯の汚れ、歯肉の状態などのチェックを定期的にしていきます。
矯正治療が終わったら

歯並びが整った後、顎機能検査に基づいて、咬み合わせを整えるための検査を行い、その後、ご希望の方は、歯型を整える治療に進むこともあります。(咬合治療)
検査結果をもとに、患者様のご希望をお伺いしながら、治療の方針について丁寧にご説明いたします。治療計画が確定しましたら、まずは仮歯を装着し、咬み合わせや顎の動きを確認するために、CADIAX(コンピューターアキシオグラフ)などの精密機器を使用して調整を行います。その後、仮歯をセラミックなどの耐久性が高い材料を使用した最終的な歯に置き換えます。
使用する材料に関しては、検査結果や最終診断をもとに、患者様のご希望を十分に考慮して決定いたします。