奥歯を抜いても親知らずはこんなに動かせる
- 症例
最近では、歯みがきの重要性が理解され、虫歯によって歯を失うケースが減っています。 しかし、様々な理由で大きな奥歯(12歳臼歯)が虫歯の進行により保存不可能と診断され、抜かざるを得ない患者様もいらっしゃいます。
下の奥歯(12歳臼歯)の場合、その横幅は11mm程あります。この11mmのスペース分、さらに奥にはえている親知らずを前方へ移動することが、本当にできるのかと疑問に思われる方が多いと思います。
しかし、1年でこんなに動くのです。たとえ12歳臼歯を失っても代わりに親知らずをその位置へ移動させ、まるで失った歯はなかったような歯列を作ることが可能です。
「1年?長いなぁ」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これから先のの人生を考えてみてください。あと30年!いや50年、その歯を使うことができる可能性が広がるのです。