顎の異常を見落とさないために——横浜市星川の顎関節症CT検査で分かること

横浜市星川の矯正歯科「ゆうデンタルオフィス」 院長
畠山 夕子

【資格・所属団体】
歯学博士
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
アメリカ矯正歯科学会

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顎の異常を見落とさないために——横浜市星川の顎関節症CT検査で分かること 顎関節症

顎の異常を見落とさないために——横浜市星川の顎関節症CT検査で分かること

「口を開けるとカクッと音がする」「顎が痛くて大きく開けられない」「朝起きると顎がだるい気がする」——そんな症状が続いているのに、なんとなく受診をためらっていませんか?顎関節症は、横浜市星川でも多くの方が悩んでいる身近なお口のトラブルです。しかし、見た目には分かりにくい骨や軟骨の変化は、一般的なレントゲン(パノラマX線)だけでは把握しきれない場合があります。そこで重要な役割を果たすのが、CT検査(三次元的な断層撮影)です。

この記事では、横浜市星川のゆうデンタルオフィス矯正歯科院長・畠山 夕子が、顎関節症のCT検査で何が分かるのか、どのような症状のときに受診を検討すべきか、そして検査から治療に至るまでの流れをわかりやすくご説明します。「顎が心配だけど、どこに相談すればいいか分からない」という方に、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。

顎関節症とは?——よくある症状と見逃しやすいサイン

顎関節症とは、顎の関節(顎関節)やその周囲の筋肉に何らかの異常が生じ、痛みや機能障害を引き起こす状態の総称です。原因が一つに限定されるわけではなく、かみ合わせのバランス、生活習慣、姿勢、ストレスなど、複数の要因が複雑に絡み合っています。当院では、特にかみ合わせの不具合によって生じる顎関節の不調を治療対象としています。

代表的な症状

顎関節症の症状は多岐にわたりますが、最初に気づくのは次のような変化であることが多いです。自覚症状が「大したことない」と感じられる場合でも、放置すると悪化するケースがあるため、早めの確認が大切です。

代表的な症状チェック

口を開け閉めするときに「カクッ」「ジャリジャリ」という音がする(クリック音・クレピタス)/顎や耳の前あたりに痛みや違和感がある/口が大きく開かない、または開ける途中でひっかかる感じがする/朝起きると顎がだるい・こわばっている/食事中に顎が疲れやすく、片側だけで噛んでしまう/頭痛・肩こり・首の痛みが続いている(顎関節症との関連が疑われる場合)

見逃しやすい「骨の変化」

症状が軽いうちは「気のせいかもしれない」と感じやすいのが顎関節症の難しさです。しかし、顎関節を構成している下顎頭(かがくとう)という骨の部位は、長期的な負荷がかかると変形・摩耗が進むことがあります。こうした骨の変化は表面からは分からず、一般的なパノラマX線では見えにくい角度や部位に存在することもあります。だからこそ、症状が長引く場合はCT検査による立体的な評価が重要になります。

横浜市星川 顎関節症CT検査で分かること——パノラマX線との違い

「レントゲンを撮ってもらったけれど、異常なしと言われた」という経験をお持ちの方もいるかもしれません。実は、パノラマX線(いわゆる全体像を写すレントゲン)とCT検査では、得られる情報の量と精度に大きな違いがあります。横浜市星川にお住まいで顎関節症を疑っている方に、その違いをわかりやすくお伝えします。

パノラマX線とCT検査の比較

パノラマX線は歯全体の概要を把握するのに優れていますが、二次元の平面画像であるため、顎関節の前後・左右・上下の立体的な構造を正確に評価するには限界があります。一方、CT(コンピュータ断層撮影)は三次元的なデータを取得できるため、より精密な診断が可能です。

比較項目 パノラマX線 CT検査
画像の次元 二次元(平面) 三次元(立体)
顎関節骨の評価 概要の把握が中心 骨の変形・摩耗・骨折を詳細に評価
軟骨(関節円板) 写らない CT単独では写らないが、骨の形状から推定可能(MRIが最適)
骨格全体の把握 おおまかに把握 より精密な骨格分析・セファロ分析が可能
被ばく量の目安 比較的少ない パノラマより多い(歯科用CBCTは医科CTより低線量)
CT検査で分かる主なポイント

①下顎頭の骨形態の変化(扁平化・骨棘・びらんなど)を立体的に確認できます。②顎関節の左右差(関節の位置や隙間のバランスが均等かどうか)を比較評価できます。③骨格全体の形状を精密に分析することで、矯正治療との関係性や治療方針の立案に活用できます。④従来見落とされやすかった微細な骨変化を早期に発見し、適切なタイミングで治療を始めることが可能になります。

MRI検査との使い分け

顎関節症では、骨の異常を調べるにはCT、関節円板(軟骨)の位置や状態を調べるにはMRIが有効とされています。当院ではパノラマX線撮影および顎関節部のCT撮影に対応しており、より詳細な軟骨の評価が必要と判断した場合には、大学病院口腔外科など専門機関への紹介体制も整えています。「自分はどの検査が必要?」と迷う場合は、まず問診・触診をもとに院長が丁寧に判断しますので、お気軽にご相談ください。

補足情報

歯科用のCBCT(コーンビームCT)は、医科で使用される一般的なCTよりも被ばく量を大幅に抑えた設計になっています。ただし、妊娠中の方や特定の健康状態にある方はX線撮影に制限がかかる場合がありますので、受診時に必ずお申し出ください。

こんな症状があったら受診の目安——いつ歯科医院へ行くべき?

「顎が痛いくらいで歯科医院に行っていいのだろうか」と感じている方は多いかもしれません。しかし、顎関節症は早期に適切な対処をすることで、症状の悪化を防ぎやすくなります。以下のような状態が続く場合は、ぜひ一度専門家に診てもらうことをおすすめします。

⚠ こんな症状は早めにご相談を

・顎の音や痛みが2週間以上続いている
・口が指2本分(約30mm)以上開かない、または急に開かなくなった
・食事のたびに顎に強い痛みや疲れが出る
・朝起きると顎が固まっているような感覚がある
・顎の症状とともに耳の痛み・耳鳴り・めまいがある
・歯を食いしばる・歯ぎしりをすると家族に指摘された
・かみ合わせが変わった気がする、または歯が急に当たりにくくなった

顎関節症は慢性化しやすい疾患です。「そのうち治るだろう」と放置していると、骨や軟骨の変形が進んだり、慢性的な痛みに移行したりするリスクがあります。特に、日常生活に支障をきたすほどの痛みや開口障害がある場合は、できる限り早く専門家の診察を受けてください。横浜市内で「どこに相談すればいいか分からない」という方も、まずはお気軽にご連絡ください。

ゆうデンタルオフィス矯正歯科の顎関節症への取り組み

横浜市保土ヶ谷区にある当院、ゆうデンタルオフィス矯正歯科では、院長の畠山 夕子が30年以上にわたって顎関節症の診療に携わってきました。矯正歯科を専門とする立場から、骨格・かみ合わせ・筋肉のバランスを総合的に評価することで、「顎の機能と調和したかみ合わせ」を目標とした治療を提供しています。

初診相談と基本検査が、正確な診断の出発点

当院の初診は、現在の症状や経過、生活習慣などについてお話を伺うご相談の時間です。顎関節の不調は、かみ合わせや食いしばり、睡眠習慣など複数の要因と関係するため、院長の畠山 夕子が症状の背景を丁寧に確認します。

初診相談後に行う基本検査は、1回1時間以上の検査を2回に分けて実施します。顎関節・筋肉・かみ合わせ・歯や骨格の状態を多角的に調べ、その結果をもとに診断と治療計画をご説明します。

当院の基本検査の内容

①詳細な問診(症状・経過・ストレス・習癖・生活習慣)/②顎運動検査(開口量・開口時の顎の偏位・開口軌跡の測定)/③咀嚼筋触診(側頭筋・咬筋などの筋肉の緊張・圧痛の確認)/④顎関節触診・聴診(クリック音・クレピタスの確認)/⑤パノラマX線撮影/⑥CT撮影(すべての患者さんに実施し、顎関節・歯・歯根・骨格を三次元的に評価)/⑦口腔内写真撮影(歯並び・かみ合わせ・口腔内の状態を記録)/⑧CT画像を用いたセファロ分析(骨格を精密に評価)/⑨咬合診査(かみ合わせのバランス確認)
基本検査は、1回1時間以上の検査を2回に分けて行います。

治療の特徴:顎関節と調和したかみ合わせをつくる

当院では、かみ合わせの不具合によって生じる顎関節の不調を治療対象としています。単に一時的な症状を抑えるのではなく、検査によって顎関節・骨格・歯の位置・咬合面の形態を確認し、顎関節と調和したかみ合わせをつくることを目指します。

治療方法としては、患者さんの状態に応じて矯正治療や補綴治療を選択し、必要に応じて両方を組み合わせます。一般的な「咬合調整」のように、当たっている歯を部分的に削って調整する方法ではありません。歯の位置や補綴物の形態を整え、顎関節の動きと調和した咬合面形態を構築していきます。

当院が提供できる主な治療・サポート

矯正治療:歯の位置や歯列全体の関係を整え、顎関節と調和したかみ合わせを目指します。補綴治療:必要に応じて被せ物などの形態を設計し直し、顎関節の動きに調和した咬合面形態をつくります。スプリント療法:すべての患者さんに使用するものではなく、治療開始時に必ず用いるものでもありません。必要と判断した場合に使用し、矯正治療の途中で用いることもありますが、まったく使用しないケースもあります。装着する場合は、経過を確認しながら調整を行います。TCH(歯列接触癖)の是正指導:無意識に上下の歯を触れさせる習癖がある場合、その改善に向けたアドバイスを行います。MFT(筋機能療法):必要に応じて口腔周囲筋のバランスを整えるトレーニングを行います。大学病院口腔外科との連携:当院での対応が難しいケースや外科的な評価が必要な場合は、専門機関へご紹介します。

また、当院は矯正歯科を専門とする医院として、矯正治療前・治療中・治療後を通じて虫歯治療も行えるのが強みです。歯のクリーニングのたびにマイクロスコープを用いた詳細なカリエスチェックを実施しており、顎関節症の治療と並行してお口全体の健康を維持する体制を整えています。

初診から治療完了までの流れ

「はじめての受診でどんなことをするのか不安」という方に向けて、ゆうデンタルオフィス矯正歯科での顎関節症治療の流れをご説明します。各ステップで患者さんに十分な説明を行い、同意を得てから次に進みます。治療途中で疑問が生じた場合も、随時ご相談いただけます。

治療の流れ(目安)

STEP 1|初診相談
院長・畠山 夕子が現在の症状や経過、ご希望、生活習慣などを詳しく伺います。初診は検査を行う時間ではなく、顎関節やかみ合わせに関するお悩みをご相談いただく時間です。
STEP 2|基本検査(1回1時間以上・計2回)
顎運動検査、筋肉・顎関節の触診、咬合診査、口腔内写真、パノラマX線、CT撮影などを行います。CTはすべての患者さんに撮影し、その画像を用いてセファロ分析を行い、顎関節・歯・歯根・骨格・かみ合わせの状態を多角的に評価します。
STEP 3|診断と治療計画の説明
検査で得られた画像・データをもとに、顎関節とかみ合わせの状態、不調との関係、治療の選択肢をご説明します。必要に応じて矯正治療・補綴治療、または両方を組み合わせた計画をご提案し、治療期間・費用・リスクについてもお伝えします。
STEP 4|かみ合わせ治療の開始
治療計画に基づき、矯正治療や補綴治療を進めます。一般的にイメージされるような、歯を部分的に削って当たりを調整する方法ではなく、顎関節の動きと調和する歯の位置・咬合面形態をつくります。スプリントは必要な場合に限って使用し、矯正治療の途中で用いることもあります。
STEP 5|経過確認・治療計画の調整
顎関節の症状、顎の動き、筋肉の状態、かみ合わせの変化を定期的に確認します。治療経過に応じて、矯正治療や補綴治療の内容を調整します。
STEP 6|治療後のメインテナンス
かみ合わせと顎関節の状態が安定した後も、定期検診で顎関節・筋肉・歯・補綴物の状態を確認し、長期的な安定を目指します。

⚠ 治療期間について

顎関節症の治療期間は、症状の種類・重症度・患者さんの生活習慣への取り組みによって大きく異なります。数回の来院で改善するケースもあれば、長期的なメインテナンスが必要なこともあります。担当医から事前に目安をお伝えしますが、個人差があることをご了承ください。

費用・保険適用について

当院の顎関節症の治療は自由診療です。保険診療ではありません。当院では治療を始める前に費用の見積もりをお伝えし、追加費用が発生する場合はその条件を明確にご説明します。

お支払いについて

自費治療の費用は事前に明示し、見積書を発行いたします。分割払いのご相談も承っておりますので、費用面でご不安なことがあればお気軽にお申し出ください。また、領収書・明細書は必ず発行しています。

顎関節症治療のリスクと注意点

顎関節症の治療は、患者さんの状態や治療への取り組みによって結果が異なります。治療を選択する前に、リスクや注意点についても正しくご理解いただくことが大切です。当院では治療のメリットだけでなく、デメリットや限界についても丁寧にご説明したうえで、患者さんに同意いただいてから治療を進めます。

⚠ 知っておきたいリスクと注意点

・完全な症状消失を保証するものではありません。顎関節の不調には複数の要因が関係するため、かみ合わせ治療を行っても症状が残る場合や、改善までに時間がかかる場合があります。
・矯正治療には一定のリスクがあります。歯の移動に伴う痛みや違和感、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯・歯周病などが生じる可能性があります。治療前に詳しくご説明します。
・補綴治療では歯を削る場合があります。被せ物などによって顎関節と調和した咬合面形態をつくる場合、歯の状態によっては形成が必要です。治療範囲と不可逆性について事前にご説明します。
・当院では、歯の一部を削って当たりだけを調整する方法は行っていません。矯正治療や補綴治療を通じて、顎関節の動きと調和した歯の位置・咬合面形態を構築します。
・スプリントを使用するかどうかは症例によって異なります。すべての患者さんに必要なものではなく、使用しないケースもあります。使用する場合は、治療経過に合わせて調整します。
・生活習慣の改善に患者さんの協力が必要な場合があります。TCH(歯列接触癖)や食いしばりなどが認められる場合は、日常生活での取り組みが治療結果に影響します。
・CT撮影には微量のX線被ばくが伴います。当院では診断に必要な範囲で撮影します。妊娠中・妊娠の可能性がある方は必ずお申し出ください。
・症状によっては他科・他院への紹介が必要な場合があります。外科的な評価や他の診療科による検査が必要な場合は、適切な専門機関をご紹介します。

不安なことや分からないことは、どんな小さなことでもお気軽にご質問ください。セカンドオピニオン(他の医療機関での意見確認)も積極的にお勧めしており、患者さんが納得したうえで治療を選択できる環境づくりを大切にしています。

アクセス・ご予約

ゆうデンタルオフィス矯正歯科は、横浜市保土ヶ谷区にある矯正歯科・一般歯科専門の歯科医院です。星川駅・横浜駅・保土ヶ谷駅からアクセスしやすい立地にあり、横浜市内各地からご来院いただいています。顎関節症の検査・治療についてのご相談は、お電話またはオンライン予約で受け付けております。初めての方でも安心してお越しいただけるよう、完全予約制で待ち時間を少なくお待ちいただける環境を整えています。

医院名
ゆうデンタルオフィス矯正歯科
所在地
神奈川県横浜市保土ヶ谷区峰岡町2-113-1
電話番号
045-331-1182
アクセス
相鉄線「星川駅」より徒歩5分(保土ヶ谷郵便局前)/横浜駅よりバス「峯小学校・峰岡町」下車 徒歩3分/JR「保土ヶ谷駅」よりタクシー5分
診療時間
月・火・金曜日:10:00〜12:30 / 14:00〜18:00
水曜日:10:00〜12:30
土曜日:9:00〜12:30 / 14:00〜16:00
※木曜・日曜・祝日は休診
公式サイト
https://www.youdent.com/
📞 顎関節症のご相談・CT検査のご予約はお気軽に
相鉄線「星川駅」徒歩5分 / 横浜市保土ヶ谷区峰岡町2-113-1
月・火・金:10:00〜18:00(昼休みあり)/ 水:10:00〜12:30 / 土:9:00〜16:00(昼休みあり)

よくあるご質問(FAQ)

顎関節症やCT検査について、患者さんからよくいただくご質問をまとめました。ここに載っていない疑問はお気軽にご来院時にご質問ください。

横浜市星川でCT検査を使った顎関節の診療はできますか?
はい。ゆうデンタルオフィス矯正歯科では、基本検査を受けるすべての患者さんにCT撮影を行っています。CT画像から顎関節・歯・歯根・骨格を三次元的に確認するとともに、CT画像を用いたセファロ分析を行い、かみ合わせと顎関節の関係を詳しく評価します。
顎関節症の検査・治療に保険は適用されますか?
当院の顎関節治療は自由診療です。保険は適用されません。受診時に院長または担当スタッフが詳しくご説明します。

顎がカクカク鳴るだけで痛みはないのですが、受診した方がいいですか?
顎の音(クリック音)は顎関節症の初期症状として現れることがあります。現時点で痛みがなくても、骨や軟骨に変化が起きている可能性があります。気になる場合は早めにご相談いただくと、悪化を防ぎやすくなります。

矯正治療中でも顎関節症の相談はできますか?
他院で矯正治療中の患者様の相談はお受けしていません。主治医にご相談することをお勧めします。
この記事の監修者
氏名
畠山 夕子(歯科医師・矯正専門医)
専門分野
矯正歯科・顎関節症
経歴
1984年 神奈川歯科大学卒業/1984年 昭和大学歯学部矯正科研修医/1987年 神奈川歯科大学矯正研修コース修了/1992年 日本矯正歯科学会認定医 取得/1999年 横浜市にてゆうデンタルオフィス矯正歯科開業
所属
日本矯正歯科学会 / 東京矯正歯科学会 / アメリカ矯正歯科学会
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