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ガタガタ+咬み合わせが深い場合

この患者様は他院で、犬歯の後ろ側の歯(第一小臼歯)を上下4本と親知らずを上下4本の合計8本の抜歯が必要であるとの説明を受け、歯を抜かずにできないかと来院されました。

お口の中を拝見したところ、ガタガタがひどいばかりでなく、咬み合わせが深いことがわかりました。また顎の関節の状態も悪いようでした。詳しい検査をした上で、親知らず4本のみの抜歯で矯正治療することにしました。

このガタガタを治すためには、第一小臼歯を抜いてそのスペースを利用して歯を並べるのが一般的ですが、この症例のようにガタガタ+咬み合わせが深い場合は、第一小臼歯を安易に抜いてしまうと深い咬み合わせを治すことがとても難しくなります。

大人の患者様の場合は、親知らずが萌出しかけていたり、顎骨の中で大きくなりつつあるので、第一小臼歯を抜歯した上に親知らずも抜歯せざるを得なくなり、合計8本もの健全な歯を抜くことになりがちです。

この症例では、第一小臼歯を抜歯しなかったことにより、深い咬み合わせの改善もなされましたし、治療期間は11ヶ月でした。

矯正治療には様々な方法がありますので、ご自身で納得のいく治療を選んでいただきたいと思います。誰しも健全な歯を8本も抜きたくありませんよね。

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